【そろそろ、お酒やめようかなと思ったときに読む本】人生が変わる禁酒生活のススメ

ノンアルコール生活


お酒をやめてから、3年が経過しました。
新型コロナの感染拡大が始まる1年半前、45歳のときでした。

今振り返ると、あの時期にお酒をやめることができて本当によかったと思います。
もしもあのままお酒を飲み続けていたら、コロナ禍での不安や閉塞感から、酒量は確実に増えていたことでしょう。

コロナ禍が長引く中、飲酒量が増えたと感じている方は多いかもしれません。

一方で、自粛生活やリモートの普及など生活様式の変化を機に、お酒との付き合い方を見直す人も徐々にですが増えてきているような気がします。

そんな中で出版された、お酒について考えるきっかけとなる本を紹介いたします。

基本情報

タイトル:そろそろ、お酒やめようかなと思ったときに読む本
著者:垣渕洋一 東京アルコール医療総合センター・センター長
発行:青春出版社
発行日:2020年12月20日

おすすめ度

4 out of 5 stars (4 / 5)

本の内容

この本のテーマ

「お酒のない人生を選び取ろう」

アルコールの正体を知り、飲酒の習慣を見直すことで、より健康的で充実した人生をおくることができるようになる。その手助け、道案内をしてくれるのがこの本です。

世の中の飲酒に対する価値観の変化、飲酒による身体への影響をわかりやすく説明しているので、お酒をやめたいと思っている方だけではなく、自分はお酒と上手に付き合っているから関係ないと思っている方にも、一度読んでいただきたい内容です。

こんな方におすすめの本です

  • お酒をやめたいと思っている人
  • お酒との付き合い方を見直したいと考えている人
  • 今すぐお酒をやめようとは考えていないが、飲酒に関する知識を深めたい人
  • 身の回りに、飲酒による問題を抱えている方がいる人

内容をザックリ解説

はじめに、若者のアルコール離れや、健康志向の高まりにより、敢えて飲まない選択をする人の増加など、世の中の飲酒に対する価値観の変化について触れています。

以前はどこでも吸えていたタバコの常識が変わったことを例に、飲酒についても同様の変化が起こるかも!?と記されています。

続いて、飲酒についての意識を改善するための、正しいアルコールの知識が分かりやすく説明されています。

  • どんなタイプの人がお酒にハマりやすいのか
  • 自分の基礎的な飲酒量を把握する
  • お酒に強くなるということはどういうことか
  • アルコールの依存性の高さは違法薬物をしのぐ
  • 依存症への近道「ストロング系アルコール飲料」の正体
  • 「酒は百薬の長」は酒税徴収のためのキャッチコピー   など

お酒に対して今まで何となく感じていたことが、医学的、科学的に説明されており、お酒への意識が確実に変わります。

お酒をやめる前の私自身を振り返ってみると、ストロング系飲料や4ℓ入りペットボトルウイスキーを毎日飲酒していたことから、ハイリスク飲酒者のうち、アルコール依存症の疑いがある依存症予備軍だったことがこの本を読んでわかりました。

当時は日常生活には支障がなかったため、ただのお酒好きくらいにしか思っていませんでしたが、あのまま飲酒を続けていれば依存症になっていたのでは!?と思うと恐ろしくなってきます。

アルコールの正体がわかったところで、「禁酒」を実践してみたいと思った方には、その方法が示されています。漠然とお酒をやめたいと思うだけではなく、続く仕組みをつくって個々の目的の達成を目指します。

具体的には「見える化」と「宣言」です。

  • 「見える化」 ノートやパソコン、アプリなど自分に合った方法で禁酒の記録をつける
  • 「宣言」   家族や友人、身近な人に「禁酒」を宣言する

自分自身の客観的な目と、周囲の目の両方で成功率が格段に上がるそうです。

気になるのは、禁酒生活はどのくらい続けば定着するのか?ということです。

最もつらいのは離脱症状が強く出る初めの2週間で、90日続けば脳が飲まなくてもいい状態へ切り替わるとしています。

私の経験ですが、禁酒の記録はつけませんでしたが、周りの人への宣言は行いました。
お酒の誘いがあっても「禁酒しているので…」と断っているうちに、誘いも次第になくなっていきます。
つらい離脱症状もなく、禁酒を続けるうちにどんどん体調がよくなっていったため、禁酒へのモチベーションが高まり、継続することができたという感じです。

このブログの別記事で私が感じた「お酒をやめるメリット」を紹介していますが、この本の中でも「人生が一変!お酒をやめる7つのメリット」として禁酒のメリットが挙げられています。

  1. ぐっすり眠れるようになる
  2. 夕食の量と体重が減る
  3. 肌の調子がよくなる
  4. 出費が抑えられる
  5. 生活習慣病やがんのリスクが低くなる
  6. 思考がクリアになる
  7. 時間にゆとりができる

ここに挙げられたメリットは私もすべて実感しています。

最後に、「飲み続けたとき、あなたに起こること」と題して、アルコール依存症の治療について書かれています。いったん依存症にまでなってしまうと、治療が非常に難しいことがわかります。

アルコール依存症に「治癒」はない(回復はある) 

という一文が深く印象に残りました。

読後の感想

タイトルは「そろそろ、お酒やめようかな と思ったときに読む本」ですが、お酒をやめようと思っていない方にも読んでいただきたい内容です。

日本ではコンビニでいつでも気軽にお酒が購入できます。そのため飲酒のハードルは低く、間口が広いのが現状です。二十歳前後になれば会社や学校、友人同士で自然にお酒との付き合いが始まる人も多いと思います。

この本に書かれている、アルコールに対する正確な知識は、これら若い人たちこそ身につける必要があると感じました。

みんながアルコールについて正しく理解していれば、お酒にまつわる問題は減少すると思います。飲む人にとっても、飲まない人にとっても今より快適な社会になるのではないでしょうか。

 

 

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