【普通自動二輪免許取得】47歳の中年オジサンは何故バイクに乗りたくなったのか

雑記 備忘録


45歳を過ぎたあたりから気力と体力の衰えを実感するようになった。

まだ老け込む年齢ではないが、物事に集中して取り組むことができなくなったり、少し無理をすると翌日まで疲れが残る。
スマホの文字は見えにくくなるし、腹回りについた脂肪はちょっとやそっとの運動ではとれない。そもそも少しの運動でも息が上がるようになるし、普通に生活をしているだけでも疲れる。夜はすぐに眠くなる。肉体的な衰えを挙げればいくらでもでてくる。
周りの変化に対応することが面倒になり、仕事や普段の生活はマンネリ化する。現状維持でさえも難しいと感じるこの頃。

気がつけばすっかり中年オジサンである。


この歳までバイクに興味が沸くことはなかった。学生時代に50ccの原付バイクに乗っていたが、それは今までの自転車に代わる単なる移動手段でしかなかった。行動範囲は広がったがバイクでの移動が楽しいと思ったことはない。できる事なら早く自動車が欲しいと思っていた。

きっかけはYouTubeだった。

現実から離れ自然の中で一人ゆったりと過ごすソロキャンプ。中年なら誰しもが憧れるであろうソロキャンプだが、実際にやるのは大変そうなので動画の中に癒しを求めていた。
そのうちにおすすめに出てくるバイク動画に目が留まるようになる。バイクに乗ってツーリングをする動画、いわゆるモトブログというジャンルの動画があることを知った。きちんと編集された見やすい動画から、画面酔いしそうな動画までいろいろとあるが、どの動画にも共通して言えるのは老若男女が楽しそうにバイクに乗っているということだ。

『バイクに乗ってみたいなあ…』

中年になり変化を嫌うようになった自分がこんな気持ちになることが意外だった。
バイクに乗りたいという気持ちは日に日に高まっていったが、バイクに乗るには当然だが免許が必要になる。この時点で45歳。今から時間とお金を掛けて免許を取りに行くのか…。
熱しやすく冷めやすい比熱の小さな自分の性格もよくわかっていた。

色々考えている間にあと一歩が踏み出せなかった。
にわかに沸き上がったバイク熱を変化を嫌がる中年の思考が冷ましてしまった。

それ以降も動画を見ながらバイクへの気持ちはくすぶっていたが、再び大きな炎となったきっかけは電験三種試験の合格だった。長く取り組んできた勉強生活からの解放感と、何より中年でもやればできるという自信が背中を押した。

バイクに興味をもってからすでに2年が経っていた。ようやく免許を取るために自動車教習所へと向かうことになる。


自動車教習所にはちょうど1か月間通った。
はじめは想像以上に重たいバイクや、運転操作の忙しさに中年の身体と頭が悲鳴を上げた。しかし次第に慣れてきて1段階の終わり頃にはバイクに乗れる教習時間が楽しみになってきた。
普通二輪の取得を目指しているのは若い人が大半だったが、自分よりも年下の教習指導員は中年オジサンにも根気よく丁寧にバイクの操作を教えてくれた。
規定の時間内に教習を終え、卒業検定も予想外のエンストがありながらも一度で合格できた。

免許取得への一歩を踏み出すまでに心配していたことは全て杞憂に終わった。

昨日までできなかったことが今日できるようになる。できることが増えるという経験はどれくらいぶりだろうか。
中年になってバイクの免許を取得することが、こんなにも嬉しいことだとは思わなかった。

免許が取れたら次はバイクが欲しくなる。

しかし、ここでまた変化を嫌う中年の心がざわつき出す。あれやこれやと考えだし心配になってくるのだ。

とりあえず今は『普自二』と新しく書き加えられた免許証を見ながらニヤニヤする日々を送ることにする。
次の一歩を踏み出す気力と資金が貯まるまで。

【参考】普通自動二輪免許取得にかかった費用

拙文をお読みいただきありがとうございます。

教習内容の詳細をブログにまとめようと思いましたが、教習所に行って指導員の方の言うとおりに教習をこなしていけば、年齢に関係なく確実に免許は取得できると思います。なので今回は免許取得に至る中年の心境を綴ってみました。

最後に少しは皆さんの参考になる情報として免許取得費用を紹介します。

総額 133,832円

内訳は以下の通りです。

教習所に支払った金額 81,400円
事前に準備した用品代 用品合計 48,632円

 ・ヘルメット 32,940円
 ・グローブ   3,710円
 ・シューズ  11,982円
免許証交付手数料 3,800円

教習所の閑散期に行われるキャンペーンを利用したため、当初の予算よりは安く抑えられましたが、免許取得だけでもこれだけの費用がかかりました。
用品は教習所の無料レンタルもあるのですが、新型コロナの影響があり、なるべく自前で用意してほしいとの案内がありました。

私は2年前にお酒をやめて、夜の街とのお付き合いがなくなったので、貯まっていた小遣いの中から捻出することができました。
妻からも小遣いの範囲内でという条件で了解してもらっています。この辺は家庭持ち中年の辛いところです。

中年が新しい趣味を始めるには家庭円満に努めることが大切ですね。

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