【電験三種 勉強方法】合格できるのか不安な初学者の方へ

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電験三種への挑戦を綴った独学体験記を見ていただいた方からいくつかご質問をいただいたので、私が行った勉強方法を簡単に紹介いたします。

勉強をはじめたばかりで思うように進まないという方に、参考にしていただければ嬉しいです。

▼電験三種に挑戦したきっかけや、勉強中の感想などはこちらの独学体験記をご覧ください。▼

【電験三種 独学体験記1】文系素人で40歳過ぎのオジサンが挑戦します

勉強開始時の私の学力

 年齢  40代後半
 職業  文系事務職
 学歴  ・進学校ではない県立の普通高校卒
 ・今でいうFラン私立大学 経済学部卒
 保有資格  ・社会保険労務士  ・危険物乙四  ・第二種電気工事士
 学力レベル  ・算数は分数の計算が何とかできるレベル
 ・電気の知識は第二種電気工事士合格レベル
 ・物理の知識は危険物乙四で勉強した物理化学分野レベル

このような40代後半の文系オジサンが合格できました。

試験は水物と言われるので必ず合格できるとは言えませんが、しっかりと勉強をすれば少なくとも合格レベルの知識は必ず身につけることができます。

難しいと言われている電験三種ですが、チャレンジする前に諦めてしまうのはもったいないです。

電験三種の勉強で意識したこと

私が電験三種の勉強をするにあたり意識したことは一つだけ「アウトプット学習の重視」です。
テキストを使ったインプット学習から、過去問を使ったアウトプット学習にいかに早くたどり着くかを意識して勉強をすすめました。

試験本番では問題を解くアウトプット作業を素早く正確に行わなければなりません。これには過去問を使った演習を数多くこなすことが重要だと考えました。

電験三種は学習範囲が広いため、参考書などを使ったインプット学習だけでも大変ですが、過去問を使ったアウトプット学習こそが合格レベルの力を身につけるために必要です。

特に私のようにしばらく勉強から遠ざかっていた人は、インプットした内容をアウトプットする力が衰えていると思いますので、意識してアウトプット学習を行うことをおすすめします。

インプット学習のポイント

アウトプット学習が重要といっても、必要な知識をインプットしなくては始まりません。
しかし先ほども書いたように電験三種の学習範囲は広大なため、インプットするだけでも一苦労です。

私もインプット学習の際、前に覚えた内容をすっかり忘れてしまうことが日常茶飯事で、勉強開始当初は自分の記憶力の無さに愕然としてしまいました。

感覚としては三歩進んで三歩下がりスタート地点といったところです。

この辛いインプット学習期間を乗り越える方法は人それぞれ、色々と工夫するところだと思います。
参考までに私が行っていた方法をいくつか紹介しておきます。

  • 毎日毎朝勉強する
  • テキスト、YouTube動画でのインプット学習後は演習問題でアウトプットを行う
  • 演習問題は必ずノートに行い、使う公式を毎回ノートに記入する

朝のフレッシュな脳を使った学習を習慣化して、ノートに公式や計算方法を書くことにより記憶の定着を図りました。
問題を解く時に公式をきちんとノートに書くことは、電験合格先生もYouTube動画内で勧めています。

勉強に使用したノートの一部

アウトプット学習のポイント

私の場合、1科目につきインプット学習を3~4か月ほど行うと、過去問を使ったアウトプット学習ができるギリギリのレベルに到達することができていました。

過去問を使うことにより、今まで単元ごとに行っていた学習から科目を通じての学習に移行することができます。
始めの頃は単元ごとの勉強と比べて学習負荷が大きいと感じるかもしれませんが、ここで少し頑張って試験本番と同じ状況に早く慣れたほうがいいと思います。

過去問を中心としたアウトプット学習に移行してしまえば、試験範囲を網羅的に繰り返し学習することになるので、記憶の定着が図れ、勉強開始時の「覚えた内容を忘れてしまう問題」は自然に解消します。

後は不足していると感じた知識を補う為のインプット学習を行いながら、過去問学習を続けることで合格レベルの知識が身についていきます。

まとめ

電験学習の開始直後は勉強がすすまず、このまま勉強を続けて本当に合格できるのか不安になる初学者の方が多いかと思います。

私も独学で勉強していたので常にこの不安はありました。

初めにも書きましたが、電験三種は毎日コツコツと積み上げていけば必ず合格レベルの知識が身につきます。
不安になったときは、今まで努力してきた自分を信じてあげましょう。

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