漢字検定2級に合格することができました。
若者の中に一人ポツンと中年オジサンが混ざって受検した甲斐がありました。
就職や転職に有利な資格というわけではないので、社会人が取得するには微妙とか言われていますが、私が感じている超個人的なメリットを10個挙げてみます。
漢字検定の詳細についてはこちら↓
日本漢字能力検定協会ホームページ
漢字検定2級に合格してよかった10のこと
- あやふやになっていた漢字知識の上書き更新に成功
- 新聞や雑誌の熟語がやたらと気になるようになる
- 四字熟語は格別
- 手書きの文字を書く機会が増えた
- プチ自慢 話のネタになる
- 立派な合格証書をゲット
- 他の資格試験不合格のショックから立ち直れた
- 勉強習慣の継続ができた
- これまで取得してきた資格の中で、家族からの受けが一番いい
- なので、これからも資格取得の勉強を継続して行けそう

個人的すぎるメリットが多いので少し補足を…
- あやふやになっていた漢字知識の上書きに成功
- 新聞や雑誌の熟語がやたらときになるようになる
- 四字熟語は格別
- 手書きの文字を書く機会が増えた
漢字の勉強をしたのは高校卒業以来、約30年ぶり。
パソコンの普及で漢字を書く機会が減り、漢検の勉強を始める前の漢字知識はかなりあやふやなものになっていました。
人生の折り返し地点を過ぎたこの辺りで漢字知識の上書き更新に成功してよかったと思っています。
また、漢字検定の勉強を通じて漢字に対する興味も湧いてきて新聞記事などの漢字にも注目するようになりました。意味が分からない熟語、とりわけ四字熟語は意味を調べずにはいられません。
インプットした知識はアウトプットしたくなるもの。
仕事で使用する送り状に添える一言や、ちょっとしたメモなどを意識的に手書きで書くようになり、お気に入りの万年筆の出番も増えました。
- プチ自慢 話のネタになる
- 立派な合格証書をゲット
漢検2級は全ての常用漢字について読み書きができるレベルで、検定の合格率は20%~30%です。
この難易度を理解している人からは「すごいね!」と言ってもらえます。
漢検2級がどのくらいのレベルかわからない人でも漢字検定という検定自体はメジャーなので「へぇー」という反応がもらえます。
少なくとも話のネタにはなりますね。
- 他の資格試験不合格のショックから立ち直れた
- 勉強習慣が継続できた
文系オジサンが先行きの不安を払拭するため、潰しの利く技術系資格に挑戦しています。
いくつかの資格を思いのほか順調に取得できたことで慢心し、安易な準備で迎えた第三種冷凍機械責任者試験は不合格となってしまいました。
文系オジサンの頭では根本的な冷凍のしくみが理解ができず、過去問中心の勉強になってしまいましたが、準備に3か月の期間を費やしたので不合格はとてもショックでした。
このショックを引きずったまま次の技術系資格の勉強を一から始めるのは難しいと考え、3か月後の漢字検定2級を受検することにしました。
漢字の勉強は技術系資格のように物理の知識や計算を必要としないので、毎日コツコツ地道に続けるだけです。
毎日の勉強が合格という結果につながることを再確認でき、再び技術系資格に挑戦しようという気持ちになれました。
また、次に挑戦する技術系資格の受験日までには暫く間が空いていたので、勉強習慣の継続にも役立ちました。
- これまで取得してきた資格の中で、家族からの受けが一番いい
- なので、これからも資格取得の勉強を継続して行けそう
漢字検定は子供たちも過去に受検をしているせいか、父親の2級合格への反応がすこぶるいいです。
妻からもお褒めの言葉をいただきました。さすがメジャー検定。
早朝や休みの日の勉強で少し肩身の狭い思いをしていましたが、これからも資格取得の勉強を続けて行けそうです。
勉強方法について
いいこといっぱいの漢字検定2級に合格したいと思っている方へ向けて、私が行った勉強方法を紹介いたします。
漢検2級の対象漢字は2136字で、すべての常用漢字を理解し文章の中で適切に使えるレベルの漢字知識が必要とされます。
合格率も20%~30%で一夜漬けの勉強でどうにかなるものではありません。
検定日に向けて計画的な勉強が必須となりますが、毎日コツコツと勉強を続ければ、必ず合格にたどり着ける資格だと思います。
漢検2級は継続して努力ができることの証です。
勉強期間には個人差があると思いますが、私は検定日の3か月前から勉強を開始しました。毎朝1時間で約90時間勉強したことになります。正直なところここまで時間をかけなくても合格レベルには達するかと思います。
初めに使用した参考書はこちら▼
漢字検定を実施している公益社団法人 日本漢字能力検定協会が発行している教材で、これ1冊あれば十分合格レベルに達することができます。
漢検2級で主に出題される185字が28ステップに分けられているため、毎日コツコツと勉強するためには最適の教材です。
上記の参考書でインプットした後はこちらの過去問でアウトプットです。▼
13回分の過去問が収録されている過去問集です。
検定日までこちらの過去問を繰り返し行うことで、本番のペース配分をつかむことができます。
間違えたところは参考書に戻って確認すれば準備は完璧です。
この2冊で自分でも驚きの183点を取ることができました。

まとめ
いまさらの漢字検定と思っていましたが、勉強を始めてみると漢字に対する興味が湧き、無理なく楽しく勉強することができました。
また、合格に対する家族からの反応がよかったことがうれしかったです。
(個人的には電検三種合格の時にも今回くらい家族からの反応が欲しかったです。)
勉強を始める前は2級で十分と思っていましたが、いつかは準1級、そして1級と漢字マニアの世界に足を踏み入れたいと考えています。
