2020年3月の勉強結果報告です。
継続して勉強はできましたが、その内容には満足できない1か月でした。
勉強時間
期 間 | 勉強時間 |
3月1日から3月31日まで | 約62時間 + α |
今月も1日2時間の勉強を継続することができました。
年度末で仕事が忙しい日が続きましたが、仕事前の時間を活用した朝活で勉強時間を確保しました。
朝一番のフレッシュな脳で行う勉強は効率も上がり、おすすめです。
勉強内容
学習内容 | 学習方法 |
電験三種 機械 電力 | 過去問 & 基本テキスト |
3月に入りようやく過去問を使用してのアウトプット中心の勉強ができるようになりました。
使用している過去問は基本テキストと同じTAC出版の「みんなが欲しかった!シリーズ」です。
▼みんなが欲しかった!電験三種の10年過去問題集
「みんなが欲しかった!シリーズ」の基本テキストにも演習用に抜粋された過去問が掲載されていますが、こちらの過去問集の方が解答の解説が丁寧です。
A4サイズで厚さも電話帳並みになりますが、問題と各科目の解説が分離できる体裁となっているため、持ち運びも何とか大丈夫です。
今月は電力、機械ともに平成21年度から平成25年度、そして令和元年度の6年分を繰り返し解いていきました。
今までの単元ごとに行ってきた学習と違い、毎回科目を一巡して学習するため、全体を通しての基礎知識は定着していきます。
また、苦手な分野が把握できるというメリットもありました。
と言っても、まだまだほとんどが苦手分野なのですが、中でも電力科目の熱消費率を使った復水器冷却水、静電容量、充電電流、π型等価回路や機械科目のパワエレ、自動制御、電気化学などは同じ問題を何度やっても自力では解けない状態です。
現象がイメージしにくい分野がダメなようです。
この辺りが文系素人の限界なのでしょうか…。
また、初見の問題でつまずくことが多いので、本質的な理解が足りていないことは明らかです。
機械の本質的な理解に向けて
機械科目のメインになる、電動機の不足している知識を補う為に、電験三種受験者に評判がよいこちらの本を購入しました。
▼モーター技術のすべてがわかる本
電動機の勉強を進めていくと、パターン化した計算問題は解けるようになる一方で、イメージしにくい構造や制御方法などの知識系の問題は参考書を読んでも中々理解が進みませんでした。
この本は電験の参考書ではなく、電動機の技術的な事柄が詳しく記載されている専門書のため、本質的な理解を得るのにとても役立ちます。
始めの頃は少し難しいと感じる本の内容も、電験の勉強を進めていくうちに徐々に理解できるようになり、あいまいだった知識も整理されていきます。
他の専門的な本と比べて文書もわかりやすく、フルカラーの写真やイラストも多用されているので、私のように実際の電動機を見たことがない文系の受験者にはおすすめの本です。
スキマ時間の活用
朝晩のまとまった勉強時間とは別に、日中のちょっとしたスキマ時間にも勉強ができるように、新たな参考書も購入しました。
▼ポケット版 要点整理 電験三種 公式&用語集
電験三種に必要な4科目の公式と用語がコンパクトな1冊に収まっています。
もちろん、これ1冊だけで合格レベルというわけにはいきませんが、スキマ時間にサッと開いて勉強するには最適な教材です。
とにかく電験三種の知識に触れていくことで、記憶の定着を図っています。
今月の感想
過去問を通してのアウトプット中心の勉強を始めてみて、自分の実力の無さに愕然としています。
今まで勉強してきたあの時間はなんだったのか?
試験までの残り半年で合格レベルの実力をつけることができるのか??
不安がよぎります。
新型コロナウイルスによる世間の自粛ムードと相まって、ネガティブな感情が頭を支配する1か月でした。
独学でモチベーションを維持して勉強を続けることは簡単ではありません。